8年前に現在住んでいる集合住宅に移ってきたときにかなり物を捨てました。
それでもまた物が次第に増えてきました。
いまは、引っ越しという強制的に捨てざるを得ない状況にないので、捨てることもできずにいます。
いつかは、捨てようと思っていますが、できないでいます。
なぜ捨てることができないのかを考えていたら、こんな記事を読みました。
いつも読んでいるちきりんのものです。
それは、どちらもものすごく「スピリチュアル」だってことです。
ふたりとも具体的な収納テクニックを教えているわけではなく、「モノが捨てられない、片づけられない人の心」にフォーカスしています。
そして、こういう本がバカ売れしてる理由もまた明白。
モノが捨てられず家中にモノが溢れてるのは「片づけが下手だから」でははなく、「心や精神状態に問題があるからだ」と、みんな薄々気づいてる。★★★
いくら「収納の工夫」をしても部屋はキレイにならない。私の家は汚部屋ではないし、それなりに片づいています。
でも、たとえキレイに収納できていたとしても「モノの量」は明らかに多すぎる。そして今回、引越の準備をしながら、「私も心に問題があるんだな」って思うようになりました。
この記事では、この分野のカリスマである断捨離のやましたひでこと片づけの魔法の近藤麻理恵に言及しながら、捨てられない原因が心の問題にあると指摘しています。
そしがやもこの指摘を読んで、なるほどと感じました。
ちきりんは、自分の場合を分析してこんな風に書いています。
反対に、捨てられないもの、どんどん増えていくものの代表格が(私の場合)洋服です。たいしておしゃれでもないのに、なんで服がこんなに捨てられないのか。
まだ考え中なのですが、おそらく私はファッションセンスに自信がないんだと思います。だから服の数に頼ろうとするんですよね。
イザ何かのときに着ていく服がなかったらどうしよう!
そう思うから(その不安から)大量の服を手放せないんだと思います。
ほかのものを捨てられるのに、服を捨てられない自分を分析しています。
自分のファッションセンスに対する自信のなさによる不安で服が捨てられないとしています。
この記事を読んでそしがやの場合も同じように感じました。
そしがやの場合は、まだ捨てられずに大量に残っている本は、自分の知識力のなさをカバーするためのものでしょう。
ちきりんと同じように自信のなさがあらわれかもしれません。
それは精神的な問題なのだと理解する。
まずは自分の心や生活に潜んでる、より本質的な問題を探らないと始まらない。
今回の引越で私はようやくそのスタートラインに立てた気がします。
まだまだ大量のモノに囲まれてるんですけど、とりあえず自分への覚え書きとして書いときました。
ちきりんは、引っ越しが物を捨てるスタートラインになれたと書いていますが、そしがやにとっては、この記事を読んだことがきっかけになれば、いいなと思いました。
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