40年ほど前、そしがやが就職したころ、勤めた会社を3日後に辞めた友人がいました。
そしがやは、試験に受かり、公務員になって、どんなことがあってもこれ以上いい条件の職場はないと思っていたので、多少の嫌なことがあっても辞めるつもりはありませんでした。
結局38年間、勤めることになりました。
その友人は、結局、ほかの会社に就職することなく、自分の親のやっていた仕事を手伝うようになりました。
その後の情報は、耳にしていませんが、多分、そのまま自営業を続けたのでしょう。
今も同じように勤めた会社をすぐに辞める人は、結構いるようです。
時代が移ってもそういう人がいることは、変わりません。
こんな記事を読みました。
そんな新卒就活の好調の裏で、気になるデータがある。今春に入社した新入社員の“超短期離職”が増加しているのだ。
このデータは自社で行っている就活サポート「UZUZ」の登録者(期間は4月1日から5月16日までの1.5カ月)の短期離職者比率。つまり、4月に入社して1.5カ月以内に離職した人の割合を、直近3年間で比較したものだ。
・2016年卒:10.4%(登録者1453名中、超短期離職者151名)
・2017年卒: 9.8%(登録者2774人中、超短期離職者271名)
・2018年卒:16.1%(登録者2311人中、超短期離職者371人)
この記事によると1・5か月以内に離職した人が今年は、昨年に比べて、かなり多いです。
限定されたデータですが、超短期離職が増加していることは確かなようです。
離職者が増えている背景には、売り手市場だという情報があると分析しています。
今だったら転職しやすいと思われていることがあります。
ただこの記事では、大多数が希望する大企業や人気企業は、買い手市場で狭き門だとも述べています。
一度転職をしている人は、企業から見ると悪い印象がついてしまい、辞めた企業以上のいい条件の会社には入るのは、難しいとのことです。
そしがやも民間企業に勤めていた可能性はありました。
どうしても耐えられなかったら、辞めていたかもしれません。
たぶんその時は、公務員試験を受け、やはり公務員になっていたような気がします。
それにそしがやの同期は、そういった民間企業からの転職組が約半数いました。
今年の超短期離職者にもほかの民間企業だけでなく、公務員という選択肢があることを知ってほしいですね。
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