先日、大学の午前中の授業のあとで、何人かの同じ専攻の友人たちと昼食に行きました。
その中で宝くじに当たって、不幸になった人の話がネットによく載っているという話題になりました。
一人の中国人留学生がそういう話は、ほとんど作り話だと言いました。
宝くじの当選者は、だいたいが幸せに暮らしていると言うのです。
ほかの友人も彼の発言に賛成をしました。
そしがやは、これまでもこのブログで宝くじ当選者の記事を書いてきましたが、大体は不幸になったものがほとんどでした。
宝くじを肯定的にとらえている人もいるのだな、と思っていたところ、こんな記事を読みました。
この人物、蔡さんは、深圳に出稼ぎに来て10年になる出稼ぎ労働者である。彼の趣味は「宝くじ」を買うこと。深圳に出てきた2年目から宝くじを買い続けて8年。これまでどんな当たりにもかすったことはなかった。だが、蔡さんはそれを「天が私の忍耐力を試している」とし、宝くじを買い続けてきた。
そして5月、少し酒を飲み、いつものように買ってあった宝くじの当選番号を調べてみると、なんと、手元の宝くじの番号が500万元(約8350万円)の当選番号と一致しているのを発見するのである。舞い上がった蔡さんは、すぐに労働者仲間を呼び集め、宴会を始めてしまったのだった。
これは中国の新聞のサイトに載った記事です。
この当選した蔡さんは、気が多くなり最後には、信じられないくらいの仲間が集まり、一晩でこれまでに貯めた貯金を全部使いつくしたというものです。
それにこの話には、オチがあって、その宝くじの当選番号は、一つ前のくじの当選番号で実際に持っているものの当選番号は、まだ発表されていなかったというものです。
この話は、確かによくできた話です。
新聞のサイトに載ったものだから真実だと思います。
ですが、こんなできすぎの記事を読んでいると、宝くじの不幸話は、ほとんど作り話だと疑っている中国人留学生の気持ちがわかる気がしましたね。
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