先日、勤めているころの職場の人たちと会いました。
ここ数年、1年に1回10人ほどで集まっています。
そのころは、みな30歳前後だったメンバーですが、いまは皆60歳を超えています。
同窓会のような雰囲気で、話をすると懐かしいことは、懐かしいのですが、昔話ばかりでちょっと最後のころには、飽きてきてしまいました。
それに昨年もしたような同じ話ばかりをしているようです。
1年に1度のことなので、また来年も参加するとは思いますが、1年ごとに楽しくなくなっていくようです。
同じように感じている人もいるようで、こんな記事を読みました。
同窓会に蔓延する「病気」「死」「懐古主義」
道徳的な物言いとしては、「何歳になっても、旧友を大切にしなさい」「ふるさとの同窓会にはなるべく出席して旧交を温め、関係をつないでおきなさい」というものだろう。しかし、私は、60歳を過ぎたころから、小学校や中学校の同窓会にはほとんど出席しなくなった。50歳代でうんざりしたこともあり、出席する気になれないのだ。
だからこれから50代になる人たちには「50歳を過ぎたら同窓会には出ないほうがいい」とアドバイスしたい。
筆者は、同窓会へ出席すると病気の話や昔話ばかり多くて、前向きな話がなくて、つまらないと述べています。
「昨年ノーベル物理学賞をとった人の本を読んだんだけど、科学の今後についていろいろ考えさせられたんだよ」のような話をすると完全に浮いてしまうとも書いています。
確かにそしがやの出席した会でも本当に昔話ばかりでした。
そんな話題から未来につながる話があれば、多少はいいと思いますが、まったくありませんでした。
懐古主義の高齢者同士が一緒にいても、なにも始まらない。旧友との付き合いは本当に大切な人だけに絞って、その分だけ若者と友達になったほうがいい。その分、新しい世界が広がる。人生を、いつまでも豊かに生きられるようになる。
筆者は、高齢者同士が付き合うよりもっと若者と付き合ったほうがいいと提案しています。
そしがやもその通りだと思います。
ただ、正直なところ、昔話ばかりの人間関係もうんざりすることもありますが、同じ世代なので、何かホッとすることもあることも確かです。
筆者の言うようには、人間関係は割り切れないとも感じています。
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