以前、部屋の中を整理していたら、昔付き合っていた彼女の写真が出てきたことがあります。
懐かしくて、しばらく眺めていましたが、無論、彼女にまた会いたいとは思いませんでした。
もう大分前のことなので、すっかり過去のことになっていたからです。
このように過去に付き合っていた異性のことが思い出されることって、誰にでもあることでしょう。
それでまたその異性は、今どうしているかが気になり、場合によっては、また会いたくなることもあるかもしれません。
現在付き合っている異性との交際がうまくいかない時には、なおさらでしょう。
ですが、ほとんどのケースが会わなかったほうがいいようです。
こんな記事を読みました。
「あの時、元彼と結婚してレバ……」「あの時、彼を振らなかっタラ……」、そんなタラレバを考えたこと、ありませんか? 今回、紹介するのは元彼と結婚しなかったことを後悔する女性、絵里子さん(仮名・32歳)。
30歳過ぎてから婚活を繰り返す絵里子さんが、忘れられないと話す男性。それは絵里子さんが24歳の時に別れた彼氏だったといいます。
タラレバって、誰でもありますが、今回のケースは、かなり後悔の残るものです。
「21歳の時から3年間付き合った彼は、私より1つ年上でした。顔もかっこよくて性格も良く、申し分のない人。私が社会人になってすぐに1年間の地方転勤があったのですが、その見送りの時に手作りのお弁当を渡してくれて……遠距離恋愛中もマメにメールや電話や手紙をくれたし、本当に優しい人でした」
地方転勤を終えた1年後、東京に帰ってきた絵里子さんを優しく受け入れてくれたのも彼でした。
こんな優しい男もいるんですね。
男というと浮気癖がありそうですが、絵里子さんの彼は、いつまでも優しいようです。
ですが、絵里子さんは、そんな完璧な彼に物足りず、飽きてしまい、浮気をしてしまいます。
上司と付き合いだし、彼にわかってしまい、結局そんないい条件の彼と別れてしまいます。
その後、上司との関係も終わり、年齢も30歳代になり、婚活に精を出しますが、うまくいきません。
そんな時に思い出されるのは、自分の浮気で別れてしまった彼です。
探偵を使って彼の所在を調べます。
20万円かかったといいます。
住所と電話番号を教えてもらいますが、彼には、妻と子供もいます。
彼の自宅近くのカフェで会いますが、彼からは、「何のために来たのだ。もう会わないでくれ」という冷たい言葉。
当然といえば、当然の予期された反応ですが、いまだに彼に絵里子さんは、未練があるようです。
自業自得でしょうか。
こんな記事を読むと昔の元彼のことは忘れて、「今を生きよ」と言いたくなりますが、なかなか忘れられないのが、人間の性なんでしょうか。
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