そしがやの同僚で途中で仕事をやめた人は何人かいます。
一番多いのは、自分の故郷の役所へ入ったという人です。
これは、みな20歳代の人たちでした。
この人達は、その後も、地元で役所勤めを続けているようです。
また、自分で仕事を始めたという人もいました。
50歳代の同僚です。
料理が好きだったようで、公務員を辞めて、独立して、飲食店を始めたのです。
職場を辞めるパターンとしては、珍しい方です。
開店した当初に、一度、その店にほかの同僚たちと行ったことがあります。
ちょっとした小料理屋という感じでした。
ですが、1年ほどしたら、その店は閉店になったという噂を耳にしました。
飲食店というのは、新陳代謝が早いと言いますが、生き残るのが難しかったようです。
それに公務員とは、全く違う業種なので、いろいろと苦労があったのでしょう。
その後、その同僚は、会社員になったと聞きました。
こんな記事を読みました。
20年以上、大手不動産会社に勤めていた門真さんが独立を決心したのは50代を目前にした頃。懇意にしている取引先から勧められて、同じ業界の仲間たちと会社を立ち上げた。
「サラリーマン時代、店舗責任者だったので年収は1000万円を超えていました。このまま定年まで働き続けるという選択肢もあったんですが、独立して成功を収めている同期を見て、自分のほうが実力は上という自信もあり決断しました」
門真さんは、53歳ですが、3年前に独立を決意しました。
当初は、順調だったものの1年経つと業績は、悪くなっていきました。
結局、現在は、年収は、半分近くにまで減少したそうです。
よく聞く話です。
この記事によると、会社の肩書と自分の実力を混同したことが、失敗の理由かもしれないと結論づけています。
ですが、3年でこの独立が失敗だったという結論を出すのは、ちょっと早い気もします。
長年の経験と人脈があるので、これから努力をすれば、会社員時代の年収を上回る可能性もあるかもしれません。
独立というのは、いろいろな結果があります。
後悔する場合もあるでしょうし、良かったと思うケースもあるでしょう。
この事例は、あと3年後にどうなっているかの記事も読んでみたいです。
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