仕事をしていたころよりは、リタイアした今の方がストレスは、もちろん少ないのですが、まったくないわけではありません。
それは、加齢性のストレスです。
髪の毛が抜けてきたりする見た目の変化や健康上の問題です。
これは、勤めていてもあったわけですから、生きている以上は逃れられないものでしょう。
こんな記事を読みました。
「高齢者になればなるほどストレスは増加します。ひとつは老いによる外見の変化。シワが増えたり、白髪が多くなったり、髪が抜けることがストレスになる。友人や親類の死、社会から切り離された疎外感、収入がないことや医療費がかさむことによる生活への不安など、年齢を重ねるにつれて要因が増え、ストレスが増加していく。引退したら悠々自適な生活が待っていると思っていたが、老いによるさまざまな喪失を経験していくうちに、生活のひとつひとつがストレスに変わっていくのです」
この記事では、加齢性のストレスについて述べています。
これらは、今も感じているものもありますし、今後もっと切実になってくるものもあるでしょう。
そんな加齢性のストレスですが、男女差があるようです。
東京医科歯科大学が昨年3月に発表した調査では、ひとり暮らしで食事をとる“孤食”をしているシニア男性は、誰かと同居して一緒に食事をしている男性よりも死亡リスクが1.2倍高かった。
興味深いのは、同居していても家族との生活時間が合わないなど何らかの理由で1人で食事している“家庭内孤食”をしている男性は、なんと1.5倍も死亡リスクが高かったのである。つまり家庭の中の孤独は、ひとり暮らしの孤独よりも辛いというのだ。
そしがやは、妻と食事をすることもあるのですが、結構家の中でも一人で食べることが多いです。
お互いの生活時間が会わないことがその理由ですが、この記事によると全くの一人暮らしより家庭内で一人で食べる方が死亡率が高いとのことです。
この記事を読んだからといって、今までの生活をパターンを改めることはなかなか難しいです。
返って生活時間を合わせることが、また別のストレスを生むような気もしなくもありません。
とは言え、妻とは、できるだけ一緒に食事をするようにはしたいですね。
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