そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

リタイア後に賃貸生活を続ける危険性はあるか

7年ほど前に現在住んでいる分譲の集合住宅に引っ越してきました。

それまでは公団の賃貸の団地に住んでいました。

個人的には、公団の団地で家賃も安いし、住もうと思えば、ずっと住めるし、良かったのです。

 

しかし、妻が高齢になったら、賃貸生活は厳しくなるからというのが移った理由です。

高齢者になると引っ越そうにも民間の住宅の大家さんもなかなか部屋を貸してくれないと言うのです。

ネット上の記事を読んでいるとそういう意見も多いようです。

 

こんな記事がありました。

www.msn.com

そこで「終の棲家」として側面から住居選択のあり方を提案してみよう。仕事をリタイアし、高齢者となってからの住居探しは非常に難しい。当事者となってみないとそれは実感しにくいが、余生においては住居確保の安定性は不可欠である。そしてその観点を住居選択のテーマに加えてみると、賃貸にするか購入するかというこの選択論争にも、1つの答えを導き出すことができるのである。

 

賃貸か購入かという議論は、賃料とローンの返済額の比較という損得論になっているとこの記事のライターは、述べています。

ですが実際は、損得論では、図りきれないものがあると主張しています。

つまり高齢者に対しては、大家は、賃料の支払いの問題、保証人の不在、孤独死の問題があって、仮に部屋が空いていても貸すのを渋りがちだというのです。

それは、現在住宅が余っていて、空き家率がかなり高くなっても、大家は、たとえ条件は悪くても、若者を入居者として、選ぶというのです。

我が家での妻の意見と同じでしょう。

 

大家の立場だとそういうものでしょうか。

ちょっと疑問に思いました。

実際に部屋が空いていたら、高齢者でも入居させるのではないでしょうか。

ただ、これは、そしがやが大家の立場になったことがないので、そう感じるだけかもしれませんが。

 

高齢者の立場で言えば、もし民間の賃貸住宅が入居できないのであれば、公団等の公共の住宅があります。

年齢制限はありません。

そこを選ぶという選択肢もあると思います。

 

賃貸か購入かというは、いろいろと議論されてきたものです。

この記事は、経済的な損得論ではない視点を取り上げたところに新しさがありました。

ですが、高齢者になってから賃貸というのも、ライフスタイルの変動に伴って、居住地を変更できる利点を考えるとそんなに悪くないです。

ずっと同じ住宅に縛られる方のが嫌なのだと個人的には、感じています。

 

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