働かない息子にお金を与えてしまう記事というのは、よく見かけます。
もうかなりの年齢になっても親は、そんな息子が心配で要求されるがままにお金を与え続けるようです。
こんな記事がありました。
高校卒業後、働いたのは数日だけという48歳の無職男性。親から毎月30万円の仕送りを受けながら、これまで3回の結婚・離婚を繰り返し、今、「4回目」を画策している。最近父親が亡くなったことから、75歳の母親に「実家を出て行ってくれ。そこで新婚生活をしたい」と言い出した。実家には預貯金などで約6000万円の資産があるが、このままでは長男が使い果たす日が必ず来る。どう対応するべきか――。
毎月30万円の仕送りを受ける48歳の無職の男性ですが、4回目の結婚をするので、75歳の母親に実家を出ていってくれというものです。
普通ならここまで言われたら、親子の縁を切りたいことろです。
読んでいて、他人の話とはいえ、憤りを感じました。
ですが、母親としては、そこまでの決断ができず、FPと思われるこの記事のライターに相談したというものです。
今まで息子に厳しかった父親が亡くなったこともあって、息子の方は、強気になっているようです。
普通なら、この母親に対して、息子に対してもっと強く出るようにアドバイスしたいのですが、この母親は、そこまでの行動をすることができません。
FPは、母親と息子と3者で相談をしたいと考えているようですが、息子は警戒しているようでなかなか会えないとのことです。
解決策としては、このライターが考えるように息子と話し合い、母親の資産状況を知ってもらい、解決の糸口にするというのが、正しいでしょう。
ですが、もしこの息子がこのFPと会っても、いままで仕事をした経験がほとんどないので、仮に母親の資産状況をわかっても、その後の解決も難しそうです。
これまでの両親の対応の仕方に問題があったのでしょうが、今さら言っても仕方がないことです。
この記事の続きがどうなるか、かなり気になります。
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