毎日、ネット上のいろいろな記事をのぞいています。
タイトルに惹かれて読んでも内容が誰でも考えそうな当たり前のことだったりして、ちょっとがっかりすることは結構あります。
こんな記事が目に入りました。
今は、リタイアして仕事をしていないので、収入はありません。
ですが、お金が稼げればいいな、とは思っているので、このタイトルには興味を感じました。
でも、内容は、やはり残念なものでした。
お金を稼ぐ方法としては、以下の2つを取り上げています。
ひとつは働くこと。定年後、再就職しても良いでしょう。私の取材先の方は、金融機関を定年退職した後、自分で会社を立ち上げ、さまざまな方面でご活躍です。自分の身体を使って働き、キャッシュを得るのは、労働の基本であり、一番確実にキャッシュを手に出来ます。
もうひとつの方法は、資産運用です。このコーナーでも度々触れてきたように、老後の資産運用は、投資信託で長期にわたって積み立てていくのが王道ですが、「キャッシュを生み出す」という言葉の奥に、何となく、もう少し積極的に資産運用に関わってはどうかというニュアンスを感じるのは、私だけではないと思います。
働くことと資産運用は、誰でも思いつきそうなことです。
そしがやとしては、もっと違う内容を期待していました。
当たり前すぎて、ちょっと読んだことを後悔するような記事です。
こんなタイトルに飛びついた人間がバカだったのでしょうか。
それに資産運用としては、株式の個別銘柄やFX(外国為替証拠金取引)を勧めています。
定年後に始めるには、リスクの大きいものです。
毎日、各種の記事を読んでいますが、今までにないような中身のある記事に巡り合うことは、あまりないというのが実情です。
関連記事