勤めている頃は、休日になると体は疲れているのに、せっかくの休みの日だから何かをしなくちゃという気持ちになっていました。
だから、何の予定もなく、昼寝などをしていていつの間にか、夕方になると何か一日を無駄にしたような気がしたものです。
罪悪感にも近い気持ちだったようです。
ですが、反面無理をして外出するとある程度の充実感はあるものの、疲れて、やっぱり一日部屋でゆっくりしていた方がよかった、と感じたときがほとんどでした。
リタイアしてからは、毎日が休日のようなものですから、一日部屋で過ごすことが多くなりました。
外に出かけなくて一日中部屋にこもっていても、仕事をしていたころのような罪悪感はもう感じなくなっています。
だからこそリタイアを楽しめているのかもしれません。
ですが、世の中には、なにもしない休日に罪悪感を抱く人もいるようです。
■若い世代は休日になにもしない派が多い
年代別で見ると、20代が一番少ない割合になっている。一方で60代以上では半数を超えており、世代間で考え方に大きな違いがあるようだ。
この記事によると20代が一番休日に何もしない派が多いとの結果が出ています。
60代は、逆に何かをする派が半数を超えています。
ちょっと意外でした。
そしがやの場合は、若いころの方が休日には何かをしなくちゃという気持ちが強かったからです。
60代になった今の方が何もしないでも平気になっています。
今の60代は、若いころから休日には、何かをしなくちゃという気持ちが強いまま、高齢者になったということでしょうか。
詳しい分析はないので、その理由は、わかりませんが、もう少しその辺については、知りたいところです。
勤めている頃のそしがやの気持ちを言い当てているコメントがありました。
「なにもしない罪悪感とゆっくりしたい気持ちが、自分の中で戦っている。そして、そのまま1日が終わる」(30代・男性)
若い世代にも休日に何もしないことに罪悪感を感じている人もいるようです。
このコメントには、勤めている頃のそしがやの心の中の葛藤が表現されています。
リタイアした今は、ゆっくりしたい気持ちが罪悪感にすっかり勝っていますが。
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