リタイアしてから主な収入は、年金しかないので、毎月、足らない分は、預金通帳から引き出して使っています。
ですから毎月預金通帳の残金は、確実に減っています。
リタイア当初は、90歳くらいまでは大丈夫という計算をしていました。
両親の亡くなった年齢からすると85歳くらいまでしか生きないと考えたからです。
ですが、最近もっと長生きするかもしれないと想像することがあります。
それは、日本では、100歳以上の老人の人口が6万4千人いるというのを知ったからです。
もしそしがやが100歳まで生きたら、完全に預金通帳の残金は、0になっています。
その年齢でも年金だけでは足らないので、もしそこまで長生きしたらどうするかちょっと不安になりました。
このような不安は、現在の長寿社会では、誰しもが抱えているものでしょう。
長生きリスクと言われるものです。
こんな記事がありました。
働けば収入を得られる。だが、リタイアしたり健康を害したりすれば、たちまち無収入だ。高齢者の場合、頼みの綱は年金だが、実際は預貯金を崩しながらの生活だ。つまり、生きれば生きるほど資産は目減りする。その恐怖心とはどんなものか。それに対処するには現役時代にどんな準備をしておくべきなのか。
この記事のライターは、FPで独立して40歳になったときに、1か月だけ無収入になったことがあるようです。
その時の気持ちを記事にしています。
乳がんになったことも相まって、とても恐怖を感じたそうです。
この記事の中では、定年退職者も同じような気持ちを味わうのではないかと書いています。
▼定年退職のリタイア組も預金が減る恐怖を味わう
生きれば生きるほど、通帳の数字は確実に小さくなる。もっと言えば、0円に近づく。これはどう考えても精神衛生上よろしくない。現役世代なら健康にあれば、何とか働いて収入を得ることもできるだろう。また一度リタイアしても再就職すればいいと思うだろう。しかし、高齢者の雇用ニーズが高まっているとはいえ、家庭や健康上の理由で働けない人もいる。
ある程度の資産を持っていたとしても、あとどれくらい生きるかわからない。何しろ昨今では「人生100年時代に備えよ」と言われているのだから。それに、親や自分の介護・認知症の問題もある。長生きリスクを抱えて、これから先、どうすれば良いか途方に暮れている人も少なくないのではないか。
この記事で書かれているリタイア組の恐怖は、最初にそしがやが言及したものと同じです。
この記事では、その恐怖を避けるためには、不労所得を得るシステムをいかに現役時代に構築できるかが重要なポイントだとしています。
ですが、リタイアしたそしがやにとっては、今頃、こんなことを言われても、もう遅すぎます。
いまからリスクのあるシステムを構築しろと言われてもできない相談です。
無理すれば、やけどを負いそうです。
ですから、当初の予定通り、85歳くらいで寿命を全うするつもりで人生を楽しもうと開き直っています。
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