仕事をしている頃、よく職場にワンルームマンションを買いませんかという電話がかかってきたことがありました。
賃貸に出して、高い利回りを得ませんかというものです。
無論、不動産投資の難しさは、知っていたし、わざわざ職場にまで電話をしてくるということは、なかなか実際の運用は、厳しいからだと思いました。
簡単に高い利回りが出せるのなら、手間をかけて、職場にまで電話をしてくることなんて、ありえないからです。
不動産会社自体が、自分で運用した方がいいはずです。
そんなわけで不動産投資には、まったく関心がありませんでした。
ですが、投資をする人は結構いるようで、こんな記事を見つけました。
那須にアパートを所有している人の話です。
アパート経営の秘訣は、できるだけ空き家を出さないことです。
それと家賃を払わないで、夜逃げ同然に退去するするケースを出さないことも大事です。
ですが、どんな大家も夜逃げ被害には遭っているようで、この方は、2度も夜逃げ被害に遭いました。
2度目の夜逃げに遭遇
一度ならず二度までも夜逃げされる大家さんはそう多くないのではないでしょうか。
この方の退去通知も3月上旬でした。
退去予定日が3月末とのことだったので、向こう1か月分の家賃は支払っていただくことになる旨を説明し、あとは新たに契約した管理会社に交渉を引き継ぐことに。
それまでここは自主管理物件。
入居者への対応を私自身が行っていましたが、募集もしなければならないので退去のタイミングで管理会社に委託するようにしたのです。
ところが、入居者に何度連絡しても連絡が付かないとのことです。以前の苦い経験が脳裏をよぎります。
現地を確認してもらうと、案の定、カーテンは外され部屋の内部はもぬけの殻とのことでした。
この入居者は、1か月分の家賃と更新料を払わないで退去してしまいました。
それに部屋も大変な荒れようで、その修復には、50万円もかかるとのことです。
家賃等の未払い分もかなりのものですが、部屋の現状回復のための経費の方が多くかかりそうです。
ですが、新しい入居者に気持ちよく部屋を使ってもらうためには、現状回復はしなくてはなりません。
こんな記事を読むと、アパート経営は、大変だな、と感じました。
改めて、しなくてよかったな、と思った次第です。
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