クローズアップ現在は、以前、7時台に放送していたころは、よく見ていましたが、時間帯が10時台と遅くなってからは、すっかり縁遠くなりました。
ですが、あるブログで、最近のこの番組で運用のことを取り上げていたという記事を読んで、ユーチューブでやっていたので、見てみました。
クローズアップ現代+「先行き不安病を斬る! わが家のマネー防衛」 04.18
いくつかのケースが取り上げられていましたが、興味深かったのは、節約で有名でカリスマ的な主婦が節約に限界を感じて、投資に踏み出すというものです。
そこで最初に投資したのが、何と外貨建て保険です。
これは外国為替リスクもあるし、手数料も高い商品です。
なんでこのようなリスクがある商品を最初の投資の対象として、選ぶのかな、とちょっと疑問に思いました。
またこの主婦の通帳を見ると、時間外手数料を結構払っている人でした。
節約で有名な主婦が時間外手数料を払うなんて、ちょっと信じられませんでした。
仕事をしているようではなかったので、時間内にATMに行くことはいくらでもできたはずです。
この主婦は、安いものを買うために近くのスーパーではなく、遠くのディスカウントストアまで時間をかけて行くと紹介されていましたから、時間は、結構あるようにもかかわらずです。
木を見て、森を見ずというのは、このことでしょう。
それにしても子供二人は、もう小学生になっているので、お金が欲しいのなら、なぜ仕事に出ないのかな、と思いました。
リスク商品に手を出すよりは、よっぽど確実に金を稼げるでしょう。
そのほかには、リタイアした高齢者が退職金の運用に乗り出す様子も描かれていました。
今まで投資などをしたことのない素人が金融機関へ行って、投資の相談をするシーンが流れました。
これなどは、金融機関のいいカモでしょう。
投資について知らない素人が金融機関へ行って、自分の手の内を見せたら、手数料の高い金融商品を紹介されてしまうだけです。
スタジオには、二人のコメンテーターが違った立場の視点から述べていましたが、山崎元の手数料の低い金融商品に投資するべき、という発言に説得力がありました。
金融商品の中には、手数料が高いものが多いので気をつけなさい、というものです。
具体的には、彼は、インデックスファンドを勧めていました。
この番組は、少し将来に対する不安をあおっているようにも見えました。
ですが、この番組を見た視聴者が少しでも投資に対して冷静な判断ができるきっかけになればいいな、と感じました。
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