リタイアする前には、リタイア後の生活を楽しみにしていました。
40年近く働いてきて、やっと自由な時間が手に入るからです。
今までできなかったことができると考えると、本当にリタイア後の生活が来ることが待ち遠しいものでした。
ですが、反面、そんな自由な時間も、最初は新鮮でもだんだんその鮮度は落ちてくるという気もしていました。
毎日が退屈になるということです。
これは、よくリタイアした先輩から言われていたことです。
だから、そういう先輩たちは、仕事を続けた方がいいよ、とアドバイスをしてきたものです。
結果は、どうだったでしょうか。
当たっている部分もありました。
あんなに憧れていたリタイア後の生活も、次第に退屈な日々になってきました。
リタイアして3年目を迎え、リタイア前にやろうと考えていたことをやりつくした感もあったからです。
まず大学も終わってしまったし、そのほかの面でもいろいろ続けていることが、ちょっとルーティン化してきたということもあったのです。
最近、こんな記事を読みました。
この記事の中では、充実した生活を送るために3つの方法を紹介しています。
この中でも最後の方法は、そしがやが一番共感できて、実際にも実行しているものに近いです。
一生退屈しない!
ワクワクに飛び込む習慣例えば私たちは、嬉しい出来事が起こると、最初に起きた瞬間に最も素晴らしいと感じ、それ以降同じ出来事が繰り返されるにつれて、感動が薄れてしまう傾向にあります。教授は「我が子にママと呼ばれたとき」や「配偶者に愛していると言われたとき」の最初の瞬間と最近言われた感覚を比べれば、よく分かるはずだと述べています。
これは、リタイアでもよく言えることです。
最初の3か月は、仕事から解放されて、毎日が楽しいが、次第に感動が薄れてきて、退屈してくるというのは、よく耳にします。
人間は「習慣の動物」と言われています。ぼんやりしていると毎日同じ行動をとりがちです。そこで週に一度、今までしたことのないことにトライする日を作るのはいかがでしょうか。新しいお店でランチする、体験したことのないセミナーを受講してみる。
こうした日を意識的に作り出すことで、よりワクワクする毎日を送ることができるでしょう。
そしがやもできるだけ週に1度程度は、違うことに挑戦するようにしています。
昨日は、ある市の市民大学に行って来ました。
2コマ受講しましたが、やはり初めての体験なので新鮮でした。
ちょっとワクワクしました。
リタイア後の毎日は、このワクワク感を失わないことが大事だと思っています。
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