リタイアには、よく1億円必要と言います。
また投資をする人にとっても1億円というのは、ひとつの目標になっているようです。
投資によって1億円の資産を得た人を俗に「億り人」というそうです。
そんな億り人は、そしがやにとっても目標でしたが、結局実現できないままリタイアしました。
今は、投資も資産の10%以下にしていますので、もう億り人になることはないでしょう。
今までの投資の中でなぜ億り人になれなかったのかと考えることがありますが、理由はわかりません。
投資のセンスがなかったということでしょうが、他にもいろいろあったのでしょう。
そんな中、億り人になった人の記事が載っていました。
この記事の堀氏は、日本株を専門に取り扱い、億越えを果たしたようです。
堀氏は「勝ち続けている投資家は例外なく自己コントロールができている」として、次のように説いています。
株式投資で最も大事な能力はなんでしょうか? 知識? 経験? 技術? どれでもありません。それは、どのような事態になろうと常に冷静に判断できる能力です。
常に冷静に判断できる能力だと述べています。
ちょっと抽象的で誰でも言いそうな気がします。
意外性がなかったですね。
その冷静さを失わないために「4つの鉄則と9つの実践」を提唱していますが、あまり新鮮味はありません。
ひとつピックアップしてみましょう。
◆鉄則2・自分と反対の意見に耳を傾ける
自分のポジションに対する反対意見を聞くメリットとして、堀氏は次の2点を挙げています。
・トレード時の判断に見落としがなかったかどうかがわかる
・反対意見に大したものがない場合、自分の判断に対する自信につながる
もっともな意見ですが、これだけで1億円を稼げるのでしょうか。
多分投資家は、みな堀氏が述べているようなことは実行しているでしょう。
この記事は、ほとんど精神論なので、多少の参考には、なるかもしれません。
ですが、この記事で取り上げられた本を読んでも、実際のところ、億り人になるのは難しいでしょう。
多分、読んだ時だけ、億り人になった気になるだけのよう感じました。
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