昨日から大学の秋学期が始まりました。
昼前に着いて、学食でランチを食べてから午後からの授業に参加しました。
学食もそうですが、学内は、夏休み中とは違って学生たちであふれています。
こんなにも学生がいたのかと思えるほどです。
3コマの授業を聞いたので、終わったのは、6時10分で台風の影響による大雨の中、びしょぬれになって家に帰りました。
各授業とも最初の講義のためか、ガイダンス的な内容で、本来の講義にはまだ入らないものがほとんどでした。
それぞれの科目の先生の印象は悪くないので、多分、全部の科目を履修することになるでしょう。
教室では何人かの知り合いに会い、言葉を交わし、ああ、秋学期が始まり、いつもの日常に戻ったという思いがしました。
何か仕事をしているころに長い休みから開けて職場に行った頃のことを思い出しました。
年末年始の休みが明けたときの雰囲気です。
今まで自分がいた日常に戻ってきたという感じです。
同じ机があって、いつもの同僚たちがいる職場です。
ですが、大きな違いもあります。
勤めているときは、職場へ行かなくてはいけない義務感がありました。
ですが、大学の場合は、そんな義務感はありません。
行きたくない授業は受けなくてもいいのです。
嫌な教授の授業は選択しなくてもいいのです。
嫌な顔見知りとは別に話す必要もないのです。
何だか、この大学の感じが今の自分には、一番心地いいです。
無論、給料をもらう仕事と授業料を払っている大学とを比較するのは、おかしいのかもしれません。
ですが、それぞれが日常ということでは、違いはありません。
勤めている頃は、こんな生活を夢見ていたような気がします。
同じ日常だけど、義務感のないもの、嫌なことを無理にする必要のないもの、です。
今日もまた授業があります。
電車に乗って、月曜から金曜まで通う日々がまた始まりました。
関連記事