いつもよく読んでいるブログには、会社などの組織に属さないブロガーによって書かれたものがあります。
生活費は、株式投資やアフィリエイトで稼いでいる人が多いようです。
ずっと公務員だったそしがやは、ちょっとそういう人のライフスタイルがうらやましく思えるときがありました。
上司もいないし、いろいろとわずらわしいこともなさそうです。
仕事をしているときにそういう選択肢を取れなかったかな、と今になって、考えるときがあります。
ですが、その当時は、公務員という安定した職を捨てることはできませんでした。
今、株式投資やアフィリエイトをやっていますが、組織に属さない生活が自由な半面、稼ぐことは大変だということは、実感しています。
やはり安定した給与をもらえる生活というのは、それなりに評価できる面があったということでしょうか。
そんなフリーランスのブロガーも、かつては、会社員や公務員のように給与をもらって生活していた人がほとんどです。
ある意味では、そういう給与所得生活があったからこそ、現在の組織に属さない生き方があるのかもしれません。
さて、日経の電子版を読んでいたら、こんな記事がありました。
この記事によると新卒で就職をしないで、いきなりフリーランスになる人がいるようです。
一例を紹介します。
有名私大に通っていたある男性は、在学中にブログで収益を得ることに成功しました。しかし「まずは新卒で入社して、とりあえず3年働け」という一般的な周囲の意見に従い、エンジニアを目指して就職活動。そして見事に内定をゲットしました。その後、内定先で2カ月ほど研修を受けたのですが、どうも違和感を覚えたそうです。そして結局そのまま就職せずフリーランスになるという選択をしました。今後はブログの収益を軸にしつつ、キャンピングカー生活をスタートさせるのだとか。
2か月の研修期間を終えたら、就職はしないで、フリーランスの生活を始めたというものです。
ちょっとかっこいいライフスタイルですね。
うらやましい。
大学時代の友人で、就職して3日で会社を辞めた人がいましたが、それに近いですね。
ですが、こういう生き方には、賛否があるようです。
否定派の意見を取り上げます。
「学生と社会人は立場が大きく違うので、一般的な常識をまずは学ぶべき。会社に入ると最初は学ばせてもらっているのにお金がもらえるという嬉しい状態になるので、新卒で一度は会社に入ったほうがいい」
この記事のライターもどちらかというと否定派のように見えます。
筆者が新卒で入社した会社の新卒研修はとても充実していました。みっちり1ヶ月間使って、社会人のマナーや、課題解決方法など、基本的な社会人スキルを叩き込んでくれたのです。その経験は間違いなく今の仕事の糧になっていると実感しています。
確かに給与をもらって、いろいろな研修を受けることができるというのは、メリットが大きいですね。
そしがやもいきなり新卒でフリーランスには、どちらかというと否定的です。
この新卒でフリーランスになった男性が周囲から言われた「まずは新卒で入社して、とりあえず3年働け」という言葉のほうが、説得力があるように思えます。
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