結婚している男性の皆さんは、自分の配偶者のことを他の人に説明するときに何と呼んでいますか。
うちの妻とか、女房とか、家内とか、いろいろな言い方があると思います。
そしがやの住んでいる関東では、そんな呼び方が多いです。
地方によっては、他にもいろいろな名称があるかもしれません。
ですが、最近、そしがやは、大学で他の学生と自分の家族のことを話しているときに、「うちのヨメ」と言っていました。
あとになって、よく考えると、ちょっと前までは絶対に使わなかったのになあ、と感じました。
ですが、「うちのヨメ」が最近は、一番多く使っている言い方です。
この前までは、「ヨメ」という言葉は、自分の息子の妻に対する名称であって、自分の配偶者に対するものではないと思っていました。
国語辞典にもそのように載っています。
なぜ、使うようになったのでしょうか。
理由ははっきりしています。
テレビで見る関西の漫才師の影響です。
彼らは、自分の妻のことを「うちのヨメ」と話しています。
最初この言葉を聞いたときは、すごい違和感がありました。
自分の息子の配偶者に対して、言うのなら、わかります。
ですが、自分の妻に対して使うのが、おかしいと感じていました。
はっきり言って、間違っていると思っていました。
ですから、絶対に使うまいと決めていました。
ですが、最近は、この言い方がなぜかしっくりとしています。
使っている自分がいます。
まわりにもこの言い方をする、関東出身者も増えてきたようです。
この言い方をしても回りの人は、そんなに違和感を感じていないように見えます。
言葉は、時代とともに変わっていくものですが、
まさにマスメディアの影響、恐るべし、です。
関西の漫才師、恐るべし、です。
そのうち、関東でも自分の母親のことを「オカン」と言う時代が来るかもしれません。
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