法事とかで十数年ぶりに親戚に会うと髪の毛が薄くなったね、と言われることがあります。
20代のころの髪の毛の豊かだったころを知っているので、そんな言葉が出るのでしょう。
職場とかでは、遠慮があるので、そうははっきりと言われることはなかったのですが、相手の視線が自分の頭にあるのを感じたこともあります。
そしがやも40代から薄くなってきたことを実感していろいろ試してきました。
育毛剤とか育毛シャンプーです。
結果的には、ほとんど効果がなかったようです。
多分、自分以外の人間にも効果はないと思われます。
ですが、巷には大量の薄毛ビジネスの宣伝があふれています。
本当は効果がないのが、分かっているのになぜこういうビジネスが成り立つのか、不思議です。
こんな記事を見つけました。
そして現時点での私の結論は、薄毛や白髪の改善には病院で服用薬を処方してもらうか(男性型脱毛症にはプロペシアという薬が処方されるようです)、植毛やカツラ、白髪染めなど直接的なものにお金を投じたほうがよい、と感じています。
頭髪の問題は、確かに生活習慣(食事・睡眠・ストレス・ヘアケア)が原因となることもありますが、ほとんどは遺伝や加齢に加え、ホルモンバランスなど体の内部要因によって決まる、というのが医学会での定説のようです。
つまり内側の問題なので、体の外側から何かを塗ったり洗ったりしても、ほとんど効果がない。
この筆者の意見が正しいと感じます。
今までそしがやが使ってきた育毛剤や育毛シャンプーはほとんど無駄だったのです。
ですが、世間では、「この育毛剤が効果があった」というふうな情報を目にします。
筆者は、はっきりと以下のように断定しています。
「あの育毛剤は効果があったよ!」という口コミが個人ブログに書かれていることもありますが、そのほとんどはアフィリエイトサイトであり、ブログの運営者が儲かる構造になっています。
一種の提灯記事だというのです。
最後は、平凡な結論になっています。
普通のシャンプーでもよいので、適度に洗い(洗い過ぎないことも大事で、皮脂を取り過ぎると乾燥します)、よくすすぎ(シャンプーやリンスの成分が頭皮・頭髪に残ると炎症を起こす)、よく乾かす(自然乾燥は必要以上に頭皮の水分を奪い、頭皮を乾燥させてしまう)。
そして生活リズムを整え、バランスのよい食事を摂る。ストレスのかからない、あるいはすぐに解消されるよう、心のありようを意識する。
そうやって身体の内部の健康を維持することが、結局は皮膚や頭髪といった表面に出てくるのではないでしょうか。
ちょっと夢のない記事ですが、これが育毛の真実なんでしょうね。
関連記事