そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

キラキラネームとの遭遇

英語を勉強していると英語を話す国民の名前が限られていることに気づきます。

ジョンとかポールとかです。

それらは、もとは、ほとんどキリスト教の聖人の名前です。

ジョンは、ヨハネですし、ポールは、パウロです。

つまり聖人の名前を英語風に発音しているだけです。

英語圏はこのように聖人の名前をつける例が多いようです。

他にはマイケルとかピーターとかありますが、これは、ミカエルやペテロのことです。

 

ですが、一方日本の場合は、名前はかなり自由です。

ルールがないとも言えます。

先日友人に会ったら、最近生まれた孫の話題になりました。

ルナという名前なので、カタカナかなと思っていたのですが、そのときに漢字を教えてもらったら、「月菜」という字でした。

まず絶対読めない字です。

これが噂のキラキラネームですね。

その場は、女の子とだから可愛いでしょう、なんて話して、名前のことには触れませんでした。

ですが、これからその子自身がいろいろ困るのでは、ないかとちょっと心配になりました。


こんなキラキラネームは、いま増えているようです。

親の思いがあるようですが、あまり分からないのもどうかと正直思います。

こんな記事がありました。

 

どう読むの? 意味がわからなくてビックリした子どものキラキラネーム11選!

 

ちょっと紹介してみます。

■社会に出たら苦労しそう
・「『来夢音(らむね)』。会社勤めで上役になったときの名刺……笑えるなぁと思った」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「友だちが見たらしく、詳しくはわからないが、ひらがなで『まっすぐ』くん。恥ずかしい名前だと思った。就職のとき不利だと思う」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「『天使(えんじぇる)』。この先就活とかの面接で名前を突っ込まれるだろうし、営業職とかには就けない名前だろうなと思った」(26歳/医療・福祉/専門職)

多分これらの名前って、付けた親は、よくできた名だと考えたんでしょうね。

でも、子どもが苦労するのは間違いなさそうですね。

■読めない
・「『熊羽(ぷう)』。引いた」(23歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「『愛叶(えれな)』。読めない」(23歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「『月(らいと)』くん。何かの映画の主人公らしいけれど、読めないなぁと思った」(29歳/学校・教育関連/専門職)

読めないのも困りますね。

人に会うたびに漢字の説明をするのが、面倒くさそうです。
さっきの友人の孫の名前の「月菜」もこのパターンに入りそうです。

スペイン語やイタリア語で月をルナというところから、ルナと読ませるのでしょうが、ちょっと苦しいところです。

 

これからこんな名前がどんどん増えていくんでしょうか。

英語圏のように名前が限られるのもどうかと思いますが、あまり無秩序に増殖するのも困りものです。