年末は、山梨県の共済組合の借り上げの温泉旅館へ2泊で行ってきました。
これが最後の共済組合の福利厚生利用になるだろうという記事でした。
もう共済組合の福利厚生は使えないので、残念という気持ちから書いたものです。
川トラさんからこの記事について以下のようなコメントをもらいました。ちょっと意外な内容なので、紹介します。
公務員の良いところとして福利厚生の充実がよくあげられます。大企業と比較して実際のところはどうでしょうか?
1.医療費
大企業は自前の健康保険組合を持っていて専用の病院までもっています。ここでの治療は家族を含め入院費まで無料です。幹部になると個室まで与えられもちろん無料です。国家公務員の場合は虎の門病院でも有料です。
そしがやも入院したことがありますが、無論、3割負担でした。
大企業だと家族を含め無料なんですね。
幹部の場合個室代も無料というのは、びっくりです。
そしがやの時は、差額ベッド代を結構払いました。
2.住宅
市役所の場合は職員が使える官舎を持っていないところもあり、住宅費補助で対応しているようですね。
全国に20万戸以上ある国家公務員社宅は築40年以上という恐ろしいものまであります。住宅補助は上限4,5万円位ではないでしょうか。
金融機関は若手社員で10万円、幹部になると20万円程度の補助だと聞きました。
メーカーは自動車のように集団社宅を持っていてほとんど無料に近く、幹部は義務社宅になるとむしろ管理費が頂けます(全部のメーカーではありませんが)。
住宅補助は、確か持ち家だったこともあり、最後の年は、6千円だったと記憶しています。
賃貸に住んでいるともっと高いようですが、覚えていません。
これも減額される方向にあります。
3、宿泊等
巨大企業(電力、NTT、JR等)は東京都にグランドを持ち、全国に直営の保養所を100ケ所以上所有というのが当たり前でしたが最近は少なくなりました。その代り福利厚生クラブなんかに加入しています。これだと驚くような高級旅館やホテルにサプライズ価格で宿泊できます。市役所レベルではあまり直営の職員向け保養所は持っていないでしょうが国家公務員共済のKKRなんかはあまり泊まりたくないレベルでしょう。
民間企業の福利厚生費は一人8万円(月です)と言われていますが、大企業は倍以上ではないでしょうかね。
そしがやの入っていた共済組合も直営の保養所を2箇所持っていましたが、1箇所は最近廃止になりました。
残りは1箇所です。
ですから年末に宿泊したように旅館を借り上げる方式が増えています。
民間の福利厚生費は、月8万円とありますが、そしがやの場合は、いくらだったんでしょうか。
ちょっと調べてみたい気になりました。
それにしても大企業の福利厚生は、すばらしいですね。
ですからみな大企業に行きたがる理由がわかります。
でも仕事は厳しそうです。
総合して考えると、公務員でよかったかな。