数日前の朝日新聞の声の蘭にこんな投稿が載りました。
投稿者が「この席、よければ座ってください」と勧めると、なんと高齢男性からは「ふざけるな」と予想外の返事があったというのです。男性は中学生が席を譲っていることが「嫌々なことぐらいわかる」と声を荒らげて、着席を拒否したようです。
この投稿は、14歳の中学生からののもので、混雑したバス車内で60歳代の高齢男性に席を譲ろうとしたときのエピソードです。
この投稿は、反響を呼んだようで昨日の朝刊にもこれに対しての意見がいくつか載っていました。
やはり同じような思いをしたことがあるとか、あるいは、認知症のため怒りやすくなっている高齢者もいるとか。
またこんなモンスター高齢者を敬うことは、できないという声もありました。
そしがやも同じような体験はしています。
仕事が窓口職場だったころは、理不尽なことで、よく怒鳴られることがありましたが、若い人より高齢者からが多かったです。
普通は年齢を重ねると、丸くなるとかいいますが、そんなことのない高齢者が多いというのが、正直が印象です。
なぜ、そんな高齢者が多いのかと考えることがあります。
若いころからのキャラクターなのか、あるいは、年を重ねてから性格が変わってしまったのか。
そしがやが若いころは、今の若い者は、とよく言われたものです。
今は、逆に今の年寄りは、と言われかねないような気がします。
きのうの意見の中には、こんな投稿もありました。
中学生を励ますものです。
「同じ老人として、本当に恥ずかしい」とした70代女性の意見です。
この女性は若者のマナーのよさに接することは多いといいます。
「老人の10人のうち9人は、あなたの優しさに心を温められたと思いますよ。たまたま、例外の1人に出会ってしまったのです。めげないでね」
と少年を気づかい、励ます内容でした。
そしがやも同じ気持ちです。