そしがやは、５０歳くらいからリタイアを意識していたと思います。
５５歳くらいでリタイアできたらといいな、と考えていました。
でも、実際は、定年でのリタイアとなりました。
さて、いつも読んでいるｍｓｎニュースにこんな記事が載りました。
５５歳でのリタイアを検討している４８歳の独身男性の相談です。
このくらいの年齢になるとそしがやと同じように、リタイアを意識しだすものなんですね。
記事は、ファイナンシャル・プランナーが回答するというものです。
■相談者
世捨て人ルカさん
男性／会社員／48歳
大阪府／賃貸住宅■家族構成
独身、1人暮らし■相談内容
55歳で早期退職して実家に戻ってバイトをしながら暮らしたいが大丈夫でしょうか。退職金は、55歳自己都合退職、全額一時金で2200万円。公的年金は55歳から60歳まで国民年金に変更となり、65歳支給開始で月16万円。実家は両親の持ち家で相続予定（固定資産税6万5000円）。また、田舎のため自動車が必要になります。娯楽費の大半を占める海外旅行140万円は、55歳以降からは30万円に圧縮し、家賃負担がなくなるのと娯楽費カットで月20万円での生活を目指します。
資産は、７７００万円あります。
これだけの金額があって、独身なら、リタイアできそうです。
それに実家暮らしですから、家賃もかかりません。
そしがやは、個人的には、リタイアしても、一人暮らしを続けたいですが。
さて、ファイナンシャル・プランナーは、どんな回答をするでしょうか。
それにしても、この年齢でこれだけの条件の人は、そんなにいないですね。
アドバイス1 95歳まで現在の生活の維持が可能
ご相談の「55歳でリタイアして実家に戻ってバイトをしながら暮らしたい」ですが、先に結論を言いますと、大丈夫です。世捨て人ルカさんが示すとおりのマネープランで推移するのであれば、安心して早期退職ができるでしょう。
当然でしょうね。
この資産額でリタイアできなかったら、いくらあってもリタイアできないでしょう。
アドバイス2 リタイアの試算はよりシビアに
ここ最近、こういったリタイアのご相談が多いですが、いろいろなリスクを想定して、よりシビアに試算する必要があります。ギリギリで何とかなるでは、やはりリスクをともないます。今回、大丈夫と判断できたのは、資産的に十分余裕があること、生活費を大幅に削減できること、さらにはリタイア年齢が55歳と比較的遅いということ（それだけ高い収入を得られる期間が長い）に加え、少ないながらもアルバイトで収入を得ることが大きなポイントとなっています。
ファイナンシャル・プランナーのアドバイスに賛成ですね。
いい条件が重なっています。
アドバイス3 投資と貯蓄の割合は1対1
また投資についてですが、貯蓄に対して比率が高いのも気になります。もちろん、投資経験が十分あり、これまでに資産を増やしてこられたと思いますが、リタイアして収入が減れば、やはり投資もリスクも下げたいところです。55歳のリタイアまで、今後7～8年かけて利益の出ているものから利益確定をしていく。最終的に、多くても投資額と貯蓄額と同額程度に抑えておくべきだと考えます。
この方の資産の割合は、投資が６１００万円、貯蓄が１６００万円です。
このままずっと仕事を続けていくのなら、この比率でもいいかもしれませんが、５５歳でリタイアをするのなら、投資と貯蓄の割合を１対１にした方がいいでしょうね。
年齢が上がるに連れて、リスクは下げるべきでしょう。
かなり条件のいい方の相談でした。
そしがやだったら、いまの４８歳でもリタイアを考えたいですね。
多分可能ではないでしょうか。
海外旅行費を圧縮して、アルバイトをしながらなら、十分に生活していけると思いますね。
ファイナンシャル・プランナーにも聞いてみたいところです。
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