そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

日本に生まれたという特権

毎日テレビやネットでニュースを見ています。

いつも眼に入るのは、難民が世界中にあふれているということです。

最近のニュースでは、ヨーロッパへ船に乗って、地中海を渡って、アフリカや中東から難民が殺到しています。

ヨーロッパの国々は、それに困っているというものです。

 

日本の場合を考えてみると、日本から出国する難民が発生したというニュースは聞いたことがありません。

日本に難民として入国したいという話はありますが。
やはり他の国々に比べれば、日本の場合は、かなり恵まれているのでしょうか。

 

先日、「NHKスペシャル 老人漂流社会『親子共倒れを防げ』」を見て、その記事を書きました。

何組かの家族が取り上げられていましたが、その中に札幌の団地に住む家族のケースがありました。

息子と娘と両親の4人家族です。

これは、前回の記事では、書かなかったものです。

 

その娘さんがインタービューに答えていましたが、今は、スーパーで午前中だけアルバイトをしているということです。

他にもいろいろな仕事の面接に行ったが、ダメだったという内容でした。
景気がよいと言われていて、労働力不足の中、フルタイムの仕事が見つからないというが不思議でした。

自分のやりたい仕事と会社側が望む仕事とのミスマッチがあるのでしょうか。

 

もしこれが、他の国だったらどうなったかと想像しました。

その娘さんは、国内に仕事が見つからないのなら、海外に行くのではないか。

もし渡航ができないのなら、難民になっても海外に行くのではないか。
やはり、仕事を選べるだけ、日本は恵まれているような気がしました。

 

それに日本にいれば、いろいろな福祉サービスを受けることができます。

生活に困ってどうしようもなくなっても、福祉事務所に行けば、生活福祉資金を借りることができます。

連帯保証人がいれば、無利子で、いなくても低利子で借りることができます。

 

それに仕事だって、選り好みしなければ、あるはずです。

海外に行かないと仕事がない国ではないです。

もうそうだったら、移民を迎え入れようという議論は出てこないでしょうから。

 

そう考えると、日本に生まれたということは、他の国の状況と考えると、特権ではないかとさえ思えてきます。

いろいろなセミリタイアの記事を読んでいると、こういう生活ができる国は、世界中でどれだけあるのか、と考えました。

日本は、セミリタイアができる数少ない国のひとつでしょう。

このような日本に生まれたという特権を大事にしたいです。

 

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