そしがやは、年金に関しては、繰り上げ支給を利用していません。
この制度は、本来の年金受給年齢の65歳より早い年齢で受け取るというものです。
その代わりに年金額が減額されてしまいます。
その減額された額でずっと行きます。
一旦選択すると後での変更はできません。
まわりの友人たちを見ていると繰上げ支給にしている人が結構います。
みなが言うのは、長生きしないから早めに貰いたいという意見が多いようです。
何歳まで生きるかは、誰にもわかりません。
平均寿命が伸びたとは言え、早く亡くなる人がいるのも確かです。
ですから、そのような選択をする気持ちがわからないでもないです。
ですが、平均寿命が伸びた中では、早死リスクより長生きリスクの方のが心配ということもあり、そしがやは、繰り上げ支給を利用していません。
この点に関しては、いろいろな意見があるようですが、フィナンシャル・プランナーが書いたものには、否定的なものが多いようです。
このような記事を読みました。
ところで、私の周りにはバブル世代の知人が多いのですが、その一人と「年金の繰上げ受給」について話をする機会がありました。彼は60歳になったら繰上げ受給を考えているのですが、その理由について「みんな繰上げ受給を選択しているから」「繰上げ受給のほうが得だから」「どうせ長生きしないから…」と話していました。私は驚きのあまり言葉を失いました。でも、ひょっとしたら彼のような認識をしている人は意外と多いのかも知れません。
やはり繰り上げ受給を考えている人が結構いるようです。
厚生労働省の統計によると繰上げ支給を選択している割合は、平成27年度に繰上げ受給を選択した人は35.6%です。
意外と多いですね。
では、60歳で繰上げ受給を開始した場合、具体的に何歳以上「長生き」すると損をするのでしょうか? 答えは「76歳8カ月」です。
あとは、この損益分岐点の76歳8ヶ月をどう考えるかです。
統計的には、厚生労働省の調査によると、2016年の「日本人の平均寿命」は女性が87.14歳、男性80.98歳になっています。
いずれも過去最高です。
これからだけからすると繰上げ支給は、損する場合が多いと判断できます。
この記事を読んでやはりそしがやは、繰り上げ支給を選択しなくてよかったと思いました。
この記事のライターであるフィナンシャル・プランナーも述べていますが、やはり今後は、長生きリスクの方こそ留意すべきでしょう。
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