昨日、資産のかなりの部分を預けている銀行から資産運用の無料相談会があるので、来ませんか、という内容の手紙が届きました。
この手の手紙は、よく来ます。
取引のある銀行や証券会社からです。
電話がかかってくることもあります。
ですが、今まで行ったことはありません。
資産運用のことでわからないことは、本やネットで調べたりしています。
そうすれば、大体、納得できる答えが得られるものです。
無論、金融機関や証券会社の専門家に相談してみたいという気持ちがないわけではありません。
ですが、そこにこそ落とし穴があると思っているので、いまだに行ったことがありません。
そんな危険性を指摘した記事を読みました。
これは、山崎元のコラムから編集したもののようです。
「最悪の相談先」は、身近な金融機関だった!
お金の問題に直面した時に、専門家に相談したくなる場合もあるでしょう。こうした場合に最も良くないのは、銀行・証券会社・保険会社などの金融機関に相談することなのです。こうした金融機関での相談は、多くの場合「無料」ですし、名前の通った会社のサービスだという安心感があります。加えて多くの場合顧客への対応は親切・丁寧です。つい気軽に、そして気持ちよく利用しがちになるのですが、そこに落とし穴があります。金融マンは、お客さまに儲けさせるプロではなく、自分の会社(ひいては自分)が儲けるためにお客さまを動かすプロフェッショナルなのです。露骨に言うなら、「手数料稼ぎ」のプロです。
この記事では、金融機関の専門家たちは、自分の会社や自分が儲けるためにお客を動かすプロだと述べています。
これは、ずっとそしがやが考えてきたことと同じです。
それは、金融機関側からすれば当然でしょう。
無料とはいえ、人件費等がかかっているのですから、どこかで回収しないとビジネスとしては、成立し得ないのですから、当たり前です。
では、相談したくなったら、誰に相談すればいいのでしょうか。
この記事では、非販売系のFPを勧めています。
FPには、商品を販売することのある「販売系FP」と、純粋に相談料だけを報酬とする「非販売系FP」の2種類があると考えてください。もちろん、相談すべき相手は「非販売系FP」の方です。
日本では、対価(相談料)を払って専門家に相談するやり方が根付いていないのが現実ですが、クリーンなFPに払う相談料は、例えば相談1時間当たり1~2万円くらいのものですが、相談料よりもずっと大きな改善効果が得られる場合が少なくありません。金融機関に「無料相談」するよりも、はるかに安全で効果的です。
この意見は、もっともでしょう。
しかし、そしがやの場合は、非販売系FPとの相談料も惜しいので、相談したことはありません。
お金のことでの疑問が生じたり、悩んだときは、本やネットで調べて、解決してきたので、今後もそうするつもりです。
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