今年の3月で定年でリタイアしてから2年が過ぎました。
毎年、年の初めに1年間の収入と支出をまとめた損益計算書を作成しています。
それによると3月まで勤めていた平成27年は、約340万円ほどのマイナスになっていました。
このマイナス額が多いかどうかは、わかりませんが、退職したばかりということで、4月以降に共済組合の任意継続料金、妻の国民年金保険料、それに大学の入学金と授業料があったせいです。
平成28年は、約230万円のマイナスでした。
保険が共済組合から国民健康保険に変わったことや年金の一部の支給が始まったことでマイナス額が減ったものです。
年金は、65歳で満額出ますが、61歳からは6割分ほど支給になっています。
国民年金に相当する基礎年金部分が、まだ出ていないからです。
2年分を合わせると約570万円ほどの貯金が減ったことになります。
今後は、どうなるかわかりませんが、29年は、大学の授業料がかからなくなるので、昨年よりは、マイナス額が減ると予想しています。
ただ30年以降は、大学院へ行くつもりでいるので、もっと掛かるかもしれません。
年金が全額支給になる65歳までを、今後仮に28年並みのマイナス額になるとすると5年間で1260万円のマイナスになります。
ただ、これはこれから通うつもりの大学院の授業料や緊急の入院等の不測の事態があるともっと増えるかもしれません。
こんな記事を読みました。
60歳定年で年金をもらうまでに必要なお金は2000万円!?
2000万円!? 大きな金額ですね。
この金額は、勤労者世帯における毎月の消費支出の平均額26万644円(総務省「平成29年2月分 家計調査 二人以上世帯」より)で暮らし続けた場合に、退職してから年金を受給する65歳までの5年間に生活費として使うお金の総額です。計算すると、以下のとおりです。
生活費26万644円(月額)×12カ月×5年間=1563万8,640円
この金額以外にも、車の買い替えやリフォーム、大きな旅行などを考慮すると、プラス300~500万円は別に必要になります。合計すると約2000万円は見込んでおいた方が無難ですね。
最初の計算は、収入から支出を引いた額を出したものですが、この記事の数字は、支出額です。
これをそしがやの場合に当てはめて、計算をすると、2200万円ほどの支出額になります。
上記の一般世帯の計算額よりは大きいです。
大学へ通っていたことが大きな理由だと思います。
この記事では、そのような金額の減少を避けるために60歳以降も働くことで結論づけています。
そうすれば、65歳の年金をもらえる段階での預金の減少を食い止めることができるというものです。
確かにその通りでしょうが、もうストレスのかかる仕事はしたくないので、そしがやの場合は、預金は、減ってもこのままリタイア生活を続けるつもりです。
5年間でも2000万円以上の金額が減っても、です。
なぜかと言えば、リタイアするために預金をしてきたのですから。
預金が減らないために仕事をするというのは、そしがやにとっては、本末転倒です。
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